ケトコナゾールのようなstdの研究と性病研究所

性器カンジダ症の原因となるカンジダ菌はほとんどの人が腸管内などに持っている常在菌であり、謙譲な状態であればその症状が表れることはあまりありません。しかし、比較的感染に対して脆弱な性器に感染したり、免疫力が低下したりすることによって発症することがあり、性病の一つとしてよく取り上げられるものになっています。性病研究所を中心としてstd研究が盛んに行われてきたことにより、性病の現代社会における実態がよく理解されるようになってきました。しかし、性病研究所によるstd研究が進んでいる一方で、性病に対する偏見はまだ払拭されていない状況があるというのも事実です。性病の蔓延を防ぐためには性病研究所が発信しているような情報について誰もが聞き耳を立てるようになることが重要であり、性病に対して真摯な態度で接することができるような社会環境が整えられていくことが必要とされています。カンジダ症のような真菌感染症で著効を示すのがケトコナゾールのような抗真菌薬です。患部に表在しているカンジダ菌に対して有効なクリームやローション、スプレー製剤などが開発されています。そういった事情もあり、ケトコナゾールの場合には適応症として皮膚カンジダ症があげられています。同じアゾール系抗真菌薬であるイトラコナゾールが飲み薬としてカンジダ治療に用いられることから、ケトコナゾールと合わせると塗り薬でも飲み薬でもカンジダ治療が行える状況ができています。こういった抗真菌薬のような治療薬の開発が進み、std研究においても有効性が示されていることから性病はそれほど恐ろしくないものが多くなっています。その実態について理解を深めていくことこそが現代社会で必要とされていることです。