ケトコナゾールと難病の潰瘍性大腸炎やエイズについて

お風呂場やキッチン、トイレなどの湿気が多い場所に、黒ずんだ汚れが付着することがよくあります。この黒ずみ汚れの殆どがカビであり、通常の洗浄剤ではなかなか落とすことができません。
人にもカビが住んでいたり、感染したりすることがあります。足の指の間がじゅくじゅくしたり、皮がむけて痒くなることがありますが、これは水虫ともいわれる白癬菌が人に感染することで起こる症状です。
白癬菌を退治するには、ケトコナゾールがよくききます。水虫は放っておいても簡単に治る病気ではありません。お風呂場などのカビと同様に、しつこく居座りますので、抗真菌薬であるケトコナゾールで根本から根絶して、治す必要があります。
ケトコナゾールは多くのカビに有効な薬で、カンジダや癜風菌、脂漏性皮膚炎を引き起こすカビに対しても作用します。
治療しやすい病気がある一方で、難病と呼ばれる病気も存在します。潰瘍性大腸炎がその一つです。潰瘍性大腸炎になると、大腸の粘膜にびらんや潰瘍が発生し、炎症を引き起こします。血便が出る、肛門から下血する、下痢しやすくなるなどの症状があらわれます。潰瘍性大腸炎を発症するのは、20代の男女が多くを占めます。原因は不明で、内科治療の他、症状が重い時には手術も行われます。
治療を行っても完治できない病気もあります。エイズがその代表的なものです。エイズを発症すると、身体の免疫力が著しく低下していきます。食い止めることができないため、そのまま死亡する例が多くあります。
死の病ともいえるエイズですが、直ちに発症するわけでなく、HIVウイルスに感染することで症状が進行し、エイズになるという流れです。HIVの段階で早期発見できれば、薬によって進行を抑えることができます。